2ヵ月半経ってのカットとヘアカラー(白髪染め)です。
量多めのやや太く硬い髪質で、癖があり白髪交じりで明るいオレンジ系9トーンくらいと言う感じです。
フラッシュをたいたと言うよりもフルオートでとるとこうなってしまいます。(写真の勉強もしないと・・・)
段(グラレイヤー)を入れて、そいであります。癖があるので重さは残してあります。
ヘアカラーは、地毛がもともと明るいのでそれにあわせて根元を染めて毛先はほとんどそのままにしておきます。(2液の濃度は6%より落としてあります。)
残留過水はカタラーゼで、アルカリへの対処は酸性リンス(バッファ効果有り)に18MEA入りを使用してそのイオン特性をいかして、その前の行程にしたものと反応させ留まりを良くします。(わかる人にはわかるでしょ。)
写真が下手で白髪染めの具合がわかりにくいのですが、普通に染まっています。
ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正など化学処理をした髪の毛は、残留物が問題にされることが多いですが、きちんと処理ができていれば後々の不具合は少ないと思います。(このきちんと処理と言うところが問題なんでしょうな・・・)
カラーやパーマでは髪の中に余分なものが残ってしまうのでしっかり出す、反対に必要なものは出さない!
きれいな髪の毛でいるには、このあたりが重要なんじゃないかと思います。
これは、写真では取れないしその場の感触や見てくれでは計れないものです。
施術する側としては、再来店時の髪の毛の状態が勝負?の分かれ道です。
きれいな髪の毛でいてほしいのは、美容師さんなら誰でも願う事でしょうね。