髪の毛に使用するトリートメントやその成分には、吸着と浸透と結合をそれぞれにしたり複合的にするものがあります。
詳しくはわからないので、想像や経験も加えて考えているのですが、吸着するタイプのトリートメントは市販品を含めて多くのものがあり、そのほとんどはカチオン化されています。
その理由は髪の毛が濡れているときや傷んでいるところほどアニオン化するのを利用しているからですね。
簡単に説明するとプラス(カチオンのトリートメント)とマイナス(アニオンの髪の毛)で、磁石のようにくっつくわけです。だから、付けた後によく洗い流しても必要な分はついているわけです。
カチオン化などのことを化学装飾されていると言うようですが、ほかにシリル化やアルキル化、エステル化なんていうのもあります。(難しくなるのでココでは書きません・・・)
でも、吸着だから何回かシャンプーすると取れてしまいます。
髪の毛に浸透するタイプのトリートメントだと吸着のように表面ではないので、少しは持ちがよさそうな気がします。
浸透するのですから、その成分分子は浸透できるサイズなわけです。
ならば、小さいサイズなので浸透しやすい分だけ排出もしやすいと言えるでしょう。
そこで、浸透後に中から出にくくする工夫をするわけです。
中には、浸透しやすいだけを宣伝してすぐに出て行っちゃう効果のすくないものもあるようです。
浸透してから成分同士が結合して大きくなって、出にくくなるものが持ちがよ意と言うことになります。
髪の毛の表面や内部に結合するとされる成分もあります。
表面保護や内部補修ならこのタイプが長持ちしそうですよね。
一見するとこの結合タイプがよさそうですが、デメリットもあると思っています。
これらのタイプのトリートメントはそれぞれにメリットやデメリットがある(と思ってます)ので、髪の毛の状態に合わせて使用する必要があるでしょう。
シリコーンなんて、ビルドアップ(蓄積)が問題視されて嫌われているようですが、本当でしょうか?使い方もあると思うんですが・・・
なんでもそうですが、トリートメントも奥が深いと思います。
吸着も浸透も結合も特性を見極めて使えば、髪の毛にプラスになるんではないかと考えていますが、なかなか難しいですね。
勉強しながら書いていこうと思います・・・。