サロンドプラザ美容室にはセラップパーマというメニューがあります。
MR.ハビット(縮毛矯正)のJBCアカデミーが開発した商品を基本に施術するパーマシステムで、当時はパーマメニューとしていた会員サロンが多かったと思います。
もともと、専用のパーマ液や処理剤があったわけではなくて、髪の毛の負担を減らしてパーマをかけるということを基本にしたパーマという感じです。(と認識しています。)
最近は、メニューに名前を載せているところは少なく(もしかしてウチだけ?)やっているところもないのかもしれません。
というよりも、MR.ハビットと同じで、以前からあるので古いパーマと思われるのを懸念して名前を変えているのかもしれませんね。
新発売とか新商品というとなんだかよいものと印象があるので、いつまでも同じネーミングのままではないほうがよいのかもしれませんね。
たまに、よその宣伝に当店は一流メーカーの薬剤を使用していますなどというのを売りにしているサロン様もあるようですが、パーマ液やヘアカラー剤がよければ(というより名の通ったメーカーのものであれば)結果がついてくると消費者に思われるのは・・・自分的には疑問です。
パーマもヘアカラーも技術あってのものですから・・・薬液で解決できれば簡単なんですけれどね・・・
いまだにサロンドプラザ美容室ではセラップパーマという名前をメニューに挙げていますが、その理念は当サロンができる範囲でできるだけ髪の毛を傷めないようにして、希望のスタイルを作るというものです。
ですから、古いも新しいもないわけで、常に一番よいと思われる方法でパーマをかけています。
当時から、パーマ液にしても強いチオグリコール酸から、加温系のチオパーマ液、システインやサルファイト(亜硫酸塩)系などを組み合わせたり、前処理や中間処理、後処理などをしていました。
最近では、システアミンやスピエラなんかも取り入れてパーマ液を選択しています。施術法も、クリープ処理をすることが多くなっています。(デジパやエアウエーブはしていません。)
でも、やっぱり新しいネーミングが魅力なんでしょうかね。
パーマの名前=性能のよさ=それだけで誰にでも満足できる結果になる→消費者は思う
デジパといえばどこの美容室でも同じ商品と思いやすいのでしょう。
コーラだったらどこの販売機やコンビニで買っても同じ味・品質ですが、パーマやカラーは技術ですから、パーマやヘアカラーの薬液が同じでも結果はまったく別物と考えたほうがよいでしょう。
ネーミングだけでなく本質で選ぶのが、美容室ジプシー解決の糸口になるんではないでしょうかね。(難しいですが・・・)
当分、セラップパーマでいこうと思っています。