2015ゴールデンウイークの営業と通販業務のお知らせ

平素はサロンドプラザをご利用いただきいまことにありがとうございます。

サロン営業は、連休中も平常どおりです。

通販も弊社は平常どおりの受注・発送を行いますが、欠品商品や注文商品に関してはメーカー及び美容ディーラーの休業、金融機関の休業によるお振込みの確認可能日などの遅れにより発送が遅れる場合がございます。

お客様には、ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願い致しします。

ヘアケアにトリートメントは必要か

冬は乾燥の季節であるように髪の毛も乾燥しやすくパサツキや静電気に悩む人が多いと思います。

サロンドプラザでもそのような相談を受けることがあります。

髪の毛の傷みが気になって来ると美容院などでトリートメントで解消しようというのが今までは普通でしたが、近頃はトリートメントは髪の毛を傷めるのでトリートメントはしないほうが良いという意見もあるようです。(もちろんその在り様によってと言うこと!)

トリートメントが髪の毛を傷める?傷めるんじゃ、もはやそれはトリートメントと呼んではいけないんではないでしょうか。

トリートメントは髪を治せるものではありませんが、傷めるものでもないと思います。(そのようなものが存在する可能性はありますが・・・)

髪の毛の傷みは治すことはできない・・・どうせ治らないなら何もしなくて良い!

というわけではないと思います。

髪の毛の傷みを治すことはできなくても傷みを進行させない、そこから更に傷みを増やさないように予防し健康な状態の感触や外見を整えることは必要で重要なことです。

皆さんの目的は髪の毛の健康を手に入れることではなくて、きれいなツヤのある扱いやすいさらさらな髪の毛を手に入れることが目的のはずです。

そのためにはダメージをさせないと言う事が必要な事と言うわけで、健康中身ならよいと言う事ではないと思うのです。

死んだ細胞の髪の毛だから、外からなにかしてあげないといろいろな要因で日々劣化をしていくことになります。

シャンプーや濡れることでさえ厳密に言えば髪の毛は傷みます。日に当たることや風に当たり乾燥することでも髪の毛は傷んでいきます。極論ですが髪の毛も生まれたときから傷み続けていくのです。

髪の毛は一日に平均0.4ミリ、1ヶ月で1.2センチくらい伸びるといわれています。根元から約1センチ先でも30日近くも前にできた髪の毛ということで毎日洗えば30回のシャンプーやブロー、アイロンの熱にさらされて数え切れないブラッシングや紫外線、風にさらされているわけです。

それを何もしなかったら・・・やっぱり傷むんではないかと思います。
さらにヘアカラーや縮毛矯正やパーマなど化学処理(酸性カラーだってヘナであっても)をすれば髪の毛にとってはストレスになるでしょう。

死んでいる細胞ゆえにカバーするものが必要です。

また、死んでいる細胞だけにできることがあるのです。
髪は悲鳴を上げないし暑がることも寒がることも痛がる事もありません。

だからこそやらなければならないことがあるし、できることがある・・・と思います。
髪は自ら申告しないから、持ち主が声なき悲鳴に気が付いてあげないときれいな髪の毛でいられなくなる。

皮膚と同じ(かなり広義の意味において)たんぱく質主体だからと一緒に(同等・同列に)考えるのもどうなんでしょう。

強いて言うなら髪の毛は、肌の角質の部分と同列であり生きている細胞の部分とは違うものだろうと思っています。

何事においても頃合というのが必要で、トリートメントひとつにしても問題はその方法と剤の選び方ではないかと感じています。
もちろん、何を望むかが優先されるのは当然でしょう。

きれいな髪の毛、さらさらでしっとりしていてツヤツヤな髪の毛を目指すならお手入れは必要です。

やってはいるけれど結果が出ないという人は何かが違うんだと思います。(限界まできている髪は別にして)

ヘアケアの方法と剤の選択から見直してみることも有効な方法ではないでしょうか。
おしゃれもきれいな髪の毛も1日にしてならずです。

メンズヘアカラー

サロンドプラザでは、白髪染めが多いのですが今回はメンズのおしゃれ染めです。
毛量は多く、太くて硬い髪質で地毛の色が8トーンくらいの髪の毛です。

太くて硬い髪質ですが、明るくなりやすくすぐに明度があがってしまう髪質です。

赤みが出やすいので、抑えた処方です。
ヘアカラー塗布状態

かなりそいであるので、ウエット時にはスカスカに見えます。(薄毛なわけではないですよー)
ヘアカラー流した後

ちょっとウイービングでアクセントを入れました。
ヘアカラーのウイービング

写真だとうまくカラーが見えませんね。(カメラもショボイ・・・)
ヘアカラーをドライ

これではウイービングもわかりませんねぇ。
ヘアカラーをドライ仕上げ

ヘアカラー後の別画像

フラッシュをたくとこんな風に見えます。フラッシュやライトを当てればツヤツヤできれいに見えます。
ヘアカラー仕上げワックス
元が丈夫な髪の毛で、カラーも塗り分けてますから、傷みは感じません。

ヘアカラーや白髪染めを明るくカラーチェンジ!

ヘアカラーを望まれるお客様のか中には白髪染めをされている方も多くいます。
白髪を目立たなくするには黒めに染まるのが基本ですが、明るめに染める事も白髪を目立たなくさせる方法です。

白髪が見えるのは、黒髪の中に白い髪があるから目立つのだから、黒い髪の毛を白く?まではいかなくても明るくして、白髪との明度差をなくせば目立ちにくいもいえるわけです。

ブロンドや金髪の外国人に人の白髪が目立たないのと同じ事です。
逆も真なりですね。

白髪染めを希望される多くの方は、明るめの白髪染めを希望されます。
よく見ると白髪は染まりが浅くて浮いて見えるのですが全体としては違和感が少なく明るく見えます。

先日、白髪が目立たないようにしっかり染めていたお客様が、やっぱり今度は明るく染めたい・・・もちろん白髪が浮くのは承知の上で!(説明はしてあります。)

でも、暗く染めた髪の毛を明るくするのは簡単ではありません。
サロンでなら可能ですが、気をつけないとダメージが大きくなります。

元々の黒髪は明るくなっても、ヘアカラー(おしゃれ染めでも白髪染めでも)の暗さ(後から入れた色素)は明るくなりにくいのです。

ホームカラーなどで暗くなってしまい、やり直そうと黒く染まった髪の毛に明るい色を塗布して明るくはなりません。

つまり暗から明へのカラーチェンジは容易ではないのですね。
サロンなら脱染剤(脱色剤・ブリーチではないです)など、専用の剤が有ります。

毛染めの種類でもカラーチェンジが難しい場合があります。
市販ではいろいろな製品が出回っていて、成分も様々で輸入品だと特に日本ではあまり使用しない成分を使用している事もあり、それが影響する事もあります。

白髪染めを明るくいためずに染める事はできないと思います。
トリートメントで白髪を染める類のものは黒い部分は明るくはなりません。(元の黒髪でもカラーによる黒色でも)

だからその類のものは傷まないともいえるわけですね。
(そもそもあまり染まるという感じにはならないみたいです。)

染めてみてから、明るくならないのは・・・と後付の説明では言い訳になってしまいがちです。
染める前から説明すれば、サロンのスキルです。

同じことを話すのに前と後では雲泥の差です。
ホームカラーが普及していますが、使用するにはある程度(プロ並みとは行かなくても)の知識は必要です。

皆様どうぞ良いお年を!今年1年ありがとうございました。

サロンドプラザは31日も仕事でした。

お仕事ができるという事は、ありがたい事です。

今年1年、ご来店いただいた皆様、ありがとうございました!!
2015年もよろしくお願いいたします。

新年が皆様にとって良い年でありますように!

どうぞ良い年をお迎えください!

ヘアカラーの放置時間

サロンのお客様には、ホームヘアカラーをしている方もいます。
ホームヘアカラーは手軽で市場は伸び続けているのでしょう。

サロンのヘアカラーのようにきれいに染まりませんが、それでも減る傾向にはありませんね。

多くの美容師様ブログには、ホームヘアカラーの問題点を挙げていますがプロ視点とお客様視点ではとらえどころが違うようです。

サロンドプラザでもホームヘアカラーのお客様に気になるところを聞いてみると、染まりが浅い・悪いとか色ムラ、もちが悪いなどの外見的な答えが多く返ってきます。

われわれプロ目線で言うとリタッチ技術の難しさや知識不足、限定された材料などから来るものこれらは即ち、傷みムラとなって髪の毛のダメージを進行させてしまうのでサロンヘアカラーをオススメしますとなるのでしょう。

この傷みムラは施術を難しくしてくれるので、美容師目線で言えばできればやらんでほしいとなるのでしょうか。

染まりムラも持ちが悪いも傷みにかかわってきます。
よく聞くのが、放置タイム!

どのくらい置いたらよいのか!

ヘアカラー剤を塗布してからどのくらいの時間を置くのかということです。
多くの方が、長く置けばそれだけ良く染まると勘違いをされているようです。

ヘアカラーは、化学反応により染まりますから反応が終わればそれ以上は染まらない事になります。
サロンヘアカラーもホームヘアカラーも放置時間は自然放置で30分くらいが多いのではないでしょうか。

30分というのは気温や髪質や毛経歴など、ある条件が一定の元での話でしょうから、条件により前後するのは言うまでもありません。

説明書に30分となっているのを1時間置いてもそれほど染まりが良くなるわけではありません。
少しは濃くなるでしょうが、それ以上に悪い事もあるのです。

ヘアカラーは、放置タイムと塗布量で直前の結果とその後の結果に違いが出てきます。
たとえば放置時間を30分にして塗布量を適正と少なめにすると少ないほうが染まりが浅く持ちも悪くなってきます。

今度は塗布量は適切で放置時間を短めと適正と長めにするとどうでしょうか。
放置タイムが短いとやはり染まりが浅くて色持ちが悪い結果となります。

長く置くと(多くの人がやっているんではないでしょうか。)割としっかりと染まります。

適正タイムで染めたときは、当然普通に染まります。

これだけ見ると長めに置いは方がよく染まってよさそうに見えますが時間の経過と共に変わってきます。

長く置いたほうが時間と共に色が早くあせて感触も悪くなってくるんです。
それがヘアダメージで、標準時間以上におくと色素はある程度は反応して染まるのですがアルカリや過酸化水素も長く髪の毛についているのでヘアダメージは進行します。

傷んだ髪の毛はキューティクルの捲れやマトリックス(髪の毛の中身)の流出などで、ヘアカラーの色を保持する力が衰え、日がたつにつれて色があせてきてしまうというわけです。

一時的にはたくさんの色素を保持して、よく染まったように見えますが落ちるのも早いので再びすぐに染めなくてはなりまませんね。

染めれば染めるほど髪の毛は傷みます(サロンヘアカラーの様にリタッチ技術があれば別ですが・・・・)から、色持ちもどんどん悪くなるし髪の毛も傷んできます。

見た目や感触も良くないし、サロンでのパーマやヘアカラーにも影響します。
ホームヘアカラーにも良い点はたくさんあります。

せめて時間は守って施術しましょう。自分のためにも、サロンのためにも?(結局はサロンでの出来が良くなるので自分のためになりますよ。)