MR.ハビットは古い縮毛矯正か?
というのは、いまどきの若い美容師の中にはMR.ハビットを知らない人もいるというのを聞いたからです。
昔は・・・とハビットの話をされたりしたら、今はもうないの縮毛矯正かと思われてしまうかもしれません。
事実、MR.ハビットを縮毛矯正としてメニューに上げているサロンは少ないでしょう。
ワンレンストレート全盛時にクセ毛を伸ばして、料金は3万五千円からとなれば営業的にも魅力ですから、一時期は雨後の竹の子のようにMR.ハビットを導入する美容室が増えたわけです。
しかし、もともと縮毛矯正技術は簡単なものではありませんからいくらプロの美容師でも今日講習を受けて明日から施術というには無理があります。
お客様にとっては、前に話したコーラの話ではないですがMR.ハビットならドコの美容室でも同じ結果が出ると信じて施術を受けに来るでしょう。
その結果、伸びないとか傷んだなどクレームになることもあって、MR.ハビットに対する色々なうわさが立ったのだと思います。
知恵袋など見ますと???な答えも多く乗っています。それが美容師からの答えであってもです。これについては後々書いていく予定です。
そんな時、アイロンによる縮毛矯正というのが出てきて簡単で短時間、経験の浅い美容師でも出来ると多くのサロンが導入したようです。(実際はMR.ハビットと同じように簡単ではないはずですが・・・)
事実、MR.ハビットネットワークに加盟していた美容室は当時多かったのですが、今では本当に少なくなってしまいました。
流行が去ったのと、アイロン矯正という選択肢も出て価格も落ち着いてきたというのがその理由(美容室のメニューからなくなった)だと思います。
そのような背景もあり、今ではMR.ハビットの看板を掲げている美容室は少なくなったので、MR.ハビットを知らない人やMR.ハビットは古い縮毛矯正と思う人がいるのでしょう。
しかし、MR.ハビットは古い縮毛矯正ではなく、当時から比べれば格段に進歩していると思います。
施術店舗の数が減った原因の1つとして、ハイトーンのヘアカラー(ブリーチも含めて)のブーム(ホームカラーの影響が大きい!)があると思います。
ヘアカラーによって髪の毛が傷み縮毛矯正の難易度をあげるため保証制度を取り入れているMR.ハビットは高価格のせいもありクレームとなることもあるので、そこまでリスクをしょってまで導入する価値がなくなったと感じた美容室が多かったからではないでしょうか。
逆に考えれば、現在においてMR.ハビットをメニューにして成立している美容室はそれらをクリアして生き残った技術力のある研究熱心なサロンであるといえるのではないかと感じています。
決して安売り店では出来ない技術だと思っています。当店もそうですがMR.ハビットの基本はあっても美容室オリジナルの工夫や技術は必ずあるはずです。
サロンドプラザでも、数々の企業秘密といえば大げさですが独自の技術を取り入れています。当然それは進化して常により良い結果を探る形となっています。(メーカーも含めて・・・FMCB理論など納得の理論ですね。)
ですから、MR.ハビットは古い縮毛矯正か?と聞かれれば、最新の技術ですと答えます。
少なくともサロンドプラザでは!
※現在においてサロンドプラザ美容室の縮毛矯正は、サロンドプラザオリジナル縮毛矯正となっています。
ただし、技術の根幹は長年MR.ハビットで培ってきたアイロン不使用のブロー技法となります。