10月31日をもってフリーダイヤルを廃止いたします。
11月よりは045-902-1160へお願いいたします。
宜しくお願い足します。
日ごろからサロンドプラザ美容室をご利用いただき誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスにより、いろいろな業種に自粛要請が発令され対応や対策にそれぞれの思いが交錯する毎日ですが当店の今後の営業についてお知らせ致します。
もちろん刻々と変化する情勢に対応すべく現時点での対応です。
神奈川県の非常事態宣言の解除に伴い、現在は平常通りの営業を再開しています。
神奈川県・公式⇒感染防止対策取組書
結論から申しますと、営業は制限をしています。
今回の新型コロナウイルスの感染拡大予防に対し政府及び自治体による緊急事態宣言が発令されていましたが、事業の継続が求められる事業所に美容院も現時点で該当いたします。(現時点では解除されています。)
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最近は、他店でミスター ハビットという縮毛矯正技術を受けていたお客様が来店されるケースが増えています。
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傷んでしまった髪の毛を治す事はできない。
最近は当たり前になっているようです。
どんなに優秀なトリートメントを使用しても髪の毛の傷みを治す事はできないようです。
勿論、サロンなどでヘアトリートメントのメニューを見ても治るとは書いてあるところは少ないでしょう。
サラサラになるとかシットリツヤツヤとか書いてあります。
髪の毛が傷んでしまうと治らないのなら何をしても意味がないと思う人もいるかもしれません。
傷んでいるからそれ以上傷みが進行しないようにという予防的な意味合いでのトリートメントもあるでしょう。
髪の毛が治る事は理想ですが、もしかしたら消費者側も提供する側もそれを望んではいないのではないでしょうか?
どっちかと言うと髪の毛の傷みで、感触や見た目が悪くなってしまったのを何とかしたいという思いが強いのかもしれません。
擬似キューティクルが・・・とか、間充物質が・・・と言う事よりも要するにトリートメントすることによって今までの髪の悩みが解決するのが大切なんでしょう。
髪の毛を傷めてしまうトリートメントもあるといいます。
しかも、見栄えが良くなるものほどそうなるみたいに思っている人もいるようです。
自分では真偽のほどは図りかねるのですが、製品や使用法により効果に差があるのは致し方ないとして、きちんと理解して使用したいものですね。
ところで髪の毛の傷みが治るトリートメントはないということを、なぜ治せないのだろうと考えたときにその構造の複雑さにもあるように思います。
治ると言うことは、傷む前の状態に復元・修復できると言う事になります。
生き物の体は非常に精緻に出来ていて無駄なものは何一つないと聞きます。
髪の毛の仕組みで外側にキューティクルがあって、中に繊維状のたんぱく質が柔らかい球状のたんぱく質に包まれている物が詰まっているなどと説明されていますが、かなり大雑把な状態です。
今わかっているだけでもキューティクルは4層(或いは3層)に分かれていてその間に有るCMCも幾つかの物からできている・・・
と言う事はキューティクルだけでもエピキューティクルやエキソキューティクルA・B、エンドキューティクルなどを損傷状態によって復元しないといけなくなります。
それこそナノの世界になります。因みにマクロフィブリルと呼ばれる部位があってそこの直径を1ミリに拡大すると髪の毛の直径は8メートル(エコカー2台を並べたくらい)になるそうです。(最小単位のαへリックスは更にその100分の1のはず?)
あの細い髪の毛をそんなに大きくしても1ミリにしかならない部分、しかもその1ミリの中には更にいろいろと詰まっているわけです。
トリートメントでそれを復元するなんて、そんなことは到底出来ないんでしょうね。
今の人間の知恵では!
そう考えるといかに髪の毛を傷めないような普段からのケアが大切かがわかります。
パーマやヘアカラーでは避けられない髪の毛の傷みですが、ならば出来るだけ加速させないような配慮は必要でしょう。
前回の3月では初めてのパーマだったので毛先が曲がるくらいのゆるいパーマをかけたのですが、もう少しくるんとカールアイロンで丸めた髪の毛が長持ちするようにとかけることになりました。
ロッドは前回と同じくらいですがもう少し多く巻いてあります。
2回目なのとヘアカラーもしてある部分なので同じロッドでもしっかりかかるはずです。
パーマ液は前回と同じシステアミン(3,5%・PH8.8)のやや強めを使用しました。
予想通り前回よりもカールの効いた仕上がりになります。
これならこのまま自然乾燥でも大丈夫ですね。
今度は、退色した色の補正をかねて前回よりも少し赤みを足します。
地毛がオレンジ味の有る明るい色なのですが、思ったよりも赤が少ない髪質のようです。
これ以上明るくする必要はないので、アルカリも過酸化水素の濃度も落として塗布しています。
画像では色がわかり難いですね。(施術前よりも赤みが少しでています)
指で少し巻きながらドライヤーで乾かすとこのくらいのカールが出ます。
32ミリのヘアアイロンで毛先から巻いて仕上げるとこんな感じです。
ヘアカラーの傷みもパーマのダメージも今はほとんどないのでこのままの状態を維持していきましょう。